PAX Coworking の 佐谷恭です。本日6月16日より、有楽町マルイ(東京都千代田区)に期間限定のコワーキングスペース「PAX abc」が始まりました。縁あってこの空間をプロデュースすることになり、PAX Coworkingの「PAX」を名前に冠してみました。
あまり知られていないのですが、「PAX」は Positive and Active eXchange の略です。そして、「abc」は art, biz, coworking を意味しており、鋸南エアルポルトで実践しているアートとコワーキングの融合をここでも試みています。
このスペースの運営主体は、ラフロワ合同会社の野呂翔悟さん。デジタルアートギャラリー「DiGARO」と、カルチャーマーケット「KeiVillage」を6月1日に同時オープンしたばかりで、その直前に、真ん中にコワーキングを作りたいということでグランドレベルの田中元子さんに紹介されました。
紹介を受けて野呂さんと初対面したのは5月末。もう2週間しか時間がないじゃないかと思いながら、僕が考えるコワーキングの形について話し、また、アートとコワーキングの融合を考え実践している立場なので、立ち上げのお手伝いをすることにしました。関わり方について話す暇もなく、とりあえず越後湯沢にいただける家具を取りに行ったり、心配になって開業前のスケジュールを確認したり・・・。
関わったからには本物のコワーキングができてほしいと願い、発表のプレスリリースがようやくできたのが昨日でした。ほとんどの人は昨日突然発表して驚いたと思いますが、当の本人の僕はもっと驚いているぐらいです(笑)。
昼過ぎからたくさんの人が来てくれ、コワーキングの面白さをマルイ7階でいきなり実現できたし、「コミュニティは瞬時にできる」という僕の5年ほど前からの直感が、やはり正しかったということが分かりました。
コミュニティとは意志である。それを作ろうと思うかどうか。どんな場所にコワーキングを作ってもやっぱり楽しいんだなぁ。