ホームページのリニューアルを想い続け約一年。
いろいろな制作会社のサイトをみてもよくわからず迷い続けているうちに、一番近くで尊敬してやまないトリニティワークスの滝口さんにコーポレートサイトのリニューアルをお願いすることができた堀江です。
今回のサイトリニューアル以外でも、仕事をするときにネットワークの近い社外の人とコワーキングしながら仕事をするといいなと思う理由をまとめてみました。
(あくまで個人的に思ったことを書いていますので、全てに当てはまるわけでは無いと思っています。)

コワーキングスペースは仕事がもらえる場所ではない

大前提として、コワーキングスペースにいくことで仕事をもらえたり、お客さんを紹介してもらえたり、仕事上のパートナーが見つける為に来る場所ではないということだけは先に触れておきたいと思います。

それを踏まえた上で自然と起こるコラボレーションや仕事についてはもちろんすばらしいことだと思っています。

 

いつかこの人と仕事をしてみたいという感覚

会社に勤めていると同じ会社の中で、仕事をする姿勢にすごく共感できる人っていますよね。いつかこの人とプロジェクトをやってみたいって思える感覚を感じたり、直接自分の仕事で無くても、友達やお客さんにこの人を紹介したらすごく面白い仕事ができそうだなと思う感覚。

自分の社外でしかも職種の全く違う人対してそういう感覚を感じることができるのがコワーキングスペースだと最近思います。

 

仕事に対する姿勢に共感し尊敬できるかどうか

普段、何か仕事をお願いする時に協力会社の人とあったり、提案をもらうときには、相手も対外的なセールストークや共感のスキルを使っていかにその場で盛り上がったり、コンペで有利に立てるかに全精力を傾けます。

でも本当に知りたいのは話し上手な表面ではなく、その人の仕事に対する本音の考え方だったり、裏表のない話しの出来る相手かどうかだと個人的には思うのですが、就職の面接と同じで何回か会っただけではそこを感じることは不可能だと思います。

でも同じスペースで仕事をして、twitterやfacebookなどでの立ち居振る舞いなどで、その人がどういう人で、お客さんや仕事に対してどういう姿勢で考えているかというのが分かってきます。そして自然と共感したり尊敬できる関係を築くことができると思っています。

 

仕事をする上での温度差を埋める

仕事を頼む人と受ける人が一緒にコワーキングしたほうがいいと最近おもうんですよね。

何かを依頼して成果物ができるに当たって、相手が何を思っているかとか、どんなふうにしたいかなど、はなしていること以外にも、行間に含まれるニュアンスやイメージが共有できるとさらにいい成果物に仕上がるとおもいます。

基本的に立場の違う同士で仕事をするので、温度差やスピード感の違いは出てくると思うのですが、なるべくその差を小さくするために一日とか数時間でもいいので、一緒にスペースを共有することはとてもいいことだと思います。

対等な立場でディスカッションしてコミュニケーションがとれる

これも相手に対して尊敬や共感があるから成り立つと思うのですが、社外とのコミュニケーションを通じて、よくあるのが、発注側が強すぎて受注側がその言いなりになってしまうことです。プロジェクトが挫折したりうまくいかない時にはこのコミュニケーションが圧倒的に足りていない場合が多いと思います。

 

受注側も不安はイッパイあるに違いない

もちろんお願いする側だけでなく、受注側も相手がどんなタイプかどうかはすごく不安な要素だと思います。今のようにネットでいろいろな会社が調べられてしまうので、見積もりを出すにしても、どんなタイプかわからなかったりトラブルになったときにどうするかなど考えると、安全なところで余裕を持たせた高めの価格設定になってしまうのもしょうがないことだと思います。

この点についてもネットワークが近くてコワーキングしていれば少しは解消されるかもしれません。

 

ネットワークの近い人と仕事をするのがいい

といろいろ書きましたが、最終的にはやはり個人の魅力だと思います。

コワーキングを初めて一年。いままで会ったことのないエンジニアの人やインターネットな人や出版な人などなど、いろいろ会いましたが、すごく魅力的で個性的な人が多くて、その人達もコワーキングというネットワークの中でいろいろな人同士もつながっていたりします。

仕事をする候補が幾つかあるのならネットワークの近い人と仕事をするほうがいい結果になると思っています。最終的なアウトプットはいいものが出来るし、その結果へ向かう過程でも切磋琢磨しながら楽しく仕事が出来るのではないかと思います。
来週発売される、PAXCOWORKINGの佐谷さんと藤木さん二人と、僕が東京ノマド営業所を始めるときに何回も読んだ「どこでもオフィス」仕事術の中谷さんがかいたコワーキング本を読むとこのあたりの事も伝わるんじゃないかと思います。

「どこでもオフィス」仕事術

つながりの仕事術~「コワーキング」を始めよう (洋泉社新書y)
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