こんにちは。co-meetingの木村です。

プログラミン」という子供向けのプログラミング環境を先日小1の娘と試しましたので、ちょっとご紹介をしようかと思います。
「プログラミン」は文部科学省が2010年8月に公開していますが、私は全く知りませんでした。

プログラミンではそれぞれの絵に対して、右に行け、ジャンプしろとかの命令を重ねていくというように直感的にプログラミングができます。

娘の最初の作品がこちら
絵が下手なのはプログラミンはマウスで絵を描くしかないためです。実際はもう少しうまいです。

私も隣で作ってみたのがこちら

娘の二個目の作品がこちら。
むすめはるーぷしょりをおぼえた

元々これをなんで知ったかというと、CoderDojoというイベントを下北沢オープンソースカフェでやっていて、CoderDojoではScratchというプログラミンと似た(たぶんプログラミンが真似ている)プログラミング環境を使っていました。
「気になるなー。1年生でもできるかな」とFacebookに書いていたら、「プログラミン」というのもあるよと教えてもらったのが最初でした。

Scratchと比べると、プログラミンは機能がとても少ないです。
でも、とてもかわいいです。そこはけっこうポイント。
プログラミンではプログラムの各命令は(日本人お得意の)擬人化されているのです。

ミギーンとかズットンとか説明する方も名前がある方が説明しやすかったですし、特に女の子だとかわいいと始めるきっかけになると思います。
命令もかなり考えて厳選されており、よくできているなという印象です。初めて子供がプログラミングに触れるにはオススメです。(※私はScratchをちゃんと触っていないので、比較はできていないです)

ただ、プログラミンは絵や写真を外部から取り込むことができず、プログラミン上の貧弱お絵かきツールでマウス(うちにダブレットはありません)で描くしかないのが大問題。
自分で描いた絵を動かしたいうちの娘にはつらい感じになっており、次はScratchに挑戦してみようかと話しています。

Scratch関連イベントは5月6日にCorderDojo Tokyo、5月19・20日にScratch Day 2012 in Tokyoといろいろあるようです。なかなか予定が合わないのですが、我が家もどこかに参加したいものです。

どうしても自分の知識で偏ってはしまいますが、子供にはできるだけいろいろな世界を見せるように努力したいですね。