いろいろ思うこともありまして、自分なりの考えをまとめてみようと思いました。
久しぶりにあった人から、楽しそうだねと言われることがあります。
Facebookにはこれからやりたいことや目新しいことを書いていたりしますので、ほとんどはその書き込みから想像されることだと思います。
自分も本当に何でも楽しい訳ではないのですが、周りからはそう見えるようです。
だれでも会社でリーダーになって責任が増えたり、なかなか思い通りに会社が動かなかったり、売上げがあまり上がらなかったりすると、閉塞感を感じたり、場合によっては出口のないような思いになることもあるかもしれません。
自分自身で感じた閉塞感
僕自身も、前職を辞めて、東京で一人営業所を作って三年になりました。仕事はいわゆる地方の印刷屋でのぼりとか旗の印刷をしています。工場が大きいわけでもない普通の会社です。
こうなると、なかなか差別化が難しい所ではあるんです。業界自体もニッチでこれから将来的にも爆発的に伸びることはなく、維持されて行くのが精一杯な業界だと思っています。
そんな現実をあまり見たくないなと横目で見たふりをしていた三年前だったのですが、多分このままだと死に体になるなという漠然とした感覚がありました。
自分の中できめたこと
そんな漠然とした不安の中で、価格だけでもなく、他社から仕事を奪うんでもない仕事を探そうと思った時にどうしようかと思って考えて実行したことがあります。
それは2つあって、
「とにかくいろんな人に会おう」
「仕事の引き出しを増やしておく」
ということでした。
人と会う数を増やす
会うといっても、飛び込み営業するんではなく、自分と違う仕事や価値観の人と会おうと思いました。
そもそもがニッチな業界なので、俯瞰してみると小さな世界の外には大きな世界があるのは当然なのですが、中にいると全く外のことが見えなくなってきます。
僕もそうでした。
あるコンサルタントの人には、ノマド営業所っていうのに、なんで国内にいるの?海外にでてのぼり売れば。と言われ、そんな無茶なと思いましたが、良く考えてみるとそういう考え方もあるなと思ったことがあります。
全く自分の中には考えの及ばない事でも、少しでもそういう方向性が見えるだけでも全く違うし、その人には見える何かがあるかもしれません。
そんな自分以外の考え方も取り入れるには、本を読むのもいいけど、やはり人に合うことが一番重要なんだろうなと思います。そして面白い人の周りには、その引力でさらに面白い人が集まってきているみたいなんです。
一期一会かもしれないので、面白いと教えてもらったイベントには、なるべく調整して参加することにしています。
自分の引き出しの数を増やす
たとえば人にあったときに、どれだけ自分と相手の接点を持てか。その為に日頃自分の引き出しを増やしておこうと思っています。
仕事でも仕事以外でも構わない自分が好きなものや得意なものです。
自分の仕事だと、いつかはやってみたい仕事のサンプルを作ってみたり、こんなモノあるといいよねというものを作ってみたりしています。すきなWEBサービスでもいいかもしれません。
とにかくいろいろなモノに興味を持って、好き嫌い無く試してみる事が大切かなと思っています。
仕事を楽しくする引力を増やそう
仕事に対する閉塞感を感じたり、グチを話したくなるようなときには、僕個人としては多くの人にあって、自分の引き出しも開けることにしています。
仕事に対する閉塞感から逃げ出して、たのしくて利益の出る仕事を見つけるための引力を増やしていけばきっといい結果が出るんだと信じています。
仕事の引力を増やす=人に合う数×自分の引き出しの数
すぐには結果が出ないので、途中上司や周りからも何か言われるかもしれないし、じわじわと自分にもプレッシャーが掛かってくるかもしれませんが、目的と目標がしっかりあれば、必ずいい方向に行くと思っています。
目的と目標への最短距離の道順はわからないかもしれませんが、正確でブレないコンパスさえあれば、ちょっと遠回りでも必ずゴールに着けると信じているんです。