こんにちわ。月曜日担当の東京ノマド営業所http://blog.kenji904.com/のkenji904です。
数日前にYahoo!などでも話題になっていたこの記事があります。
スマホが人間をダメにする | 瀧口範子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
概要をまとめると、スマホとインターネットの普及で、お店をショールームのように利用して店頭の商品を見定めて、アマゾンなどの底値を探して買うというのが増えてきたという事が書いてあります。
そんな時に渋谷の残響塾で虎岩さんと図書館関連の仕事をしているHさんと三人で話していて、音楽業界と出版業界と製造業という業界が全く違う三人なのに考えている事はとても近く、危機感を感じていることもあって、この記事の話しもでてすごく盛り上がりました。
虎岩さんのいる残響shopは渋谷にあり、音楽を闇鍋的にパッケージや価格を一切伏せて、お客さんは音楽を買うためにはCDを店頭で聞いて、自分の好きな曲を探すしかないという方法で販売しています。前情報がないので、価格やアーティスト名がわから無いため調べられず、インターネットにお客さんを取られることもないし、だれよりも音楽を好きな店員さんと話して買うことができる体験型のレコード屋です。
アマゾンとかネットで買うのは自由だと思います
この記事は賛否両論ある記事でした。
個人的な考えで行くと、今までだって近所の競合店と競争したり、相見積もりになったりしているわけです。本質だけ行ってしまえば、その相手がネットショップになったという話だけなんです。
確かにコストを払って店舗を出し、営業をする販売員をおいているコストが掛かっているので、ネットショップだけやって海外をいろいろ経由して節税している会社がその分値下げしてボリューム勝負をしているという所で価格的にハンデがあることは否めません。
個人的に営業をしている身からすると、せっかく目の前に来てくれてるお客さんと話をするチャンスがあるのにネットで調べられてしまうのは競合に負けてしまったということなんですよね。
挨拶と声をかけるということ
たまに、「お客さんから声かけがなければ話しかけません」というお店があります。これってお客さんのことを思っているようで、僕個人としてはお店が売ることに対して責任を放棄しているんじゃないかと思うわけです。だって、興味が無いならお店に来ないわけで、わざわざ寄ってるという事は買ってもらえるチャンスは有るわけです。実際に自分がお店に行くときは何かしら買いたいからよっています。
でもその反対で、あれこれ売り込みされるとすごい鬱陶しくてお店から逃げて行きたくなることもあります。
だから今こそ、もう一回挨拶をいっぱいしてみればいいんじゃないかと思います。挨拶されて嫌な人はいないんだし、一人でお店に入ったりするときってだれでも不安なので、それを解消できるのって挨拶しかないかなと思います。
(もちろんよくありがちなマニュアル化された挨拶だと意味ないですけどね。)
一切売り込もうとせずに話しかける
たとえば小売店では価格面ではamazonに負けているかもしれません。僕が仕事をしている印刷業でも営業マンをおかず、ネット専業でやっている安い会社もあったりします。
価格では勝てないのであれば、豊富な情報と知識でお客さんを満足してもらったりして、「この人から買いたいな」「この人と仕事したいな」と思わせるのがいいのかなと思っています。
コワーキングスペースでも営業はご法度とまではいかないまでも、売り込む人はあまりいません。でも一緒に仕事をしたりしていると、自然と「この人といつか仕事してみたいな」と思う人がいるんです。
その人たちに共通している点は、決して仕事が欲しいということはいっていないんですが、すごく仕事を楽しそうにしていたり、誇りをもっている人なんです。
こういう時代だからこそ挨拶!
なんてことを思っていたときにこんな記事もありました。すごくシンプルでいい記事です。
日本はあいさつを忘れてる!? とてつもないパワーを秘めた「あいさつ」はしなきゃ損! ホントに損ッ!! | Pouch[ポーチ]
PAXの佐谷さんも挨拶が人の連鎖を生むという話をちょうどブログで書いています。
Piece Of Peace » Something attempted, something done
今日からでもお金をかけずにできること。
すぐには結果が出ないかもしれないけど、確実に効果がある方法
相手だけでなく自分も笑顔になれる
そんな小学生みたいな”あいさつ運動”をしてみたいなと思う週末でした。