こんにちは。コワーキング会計士 高 敏晴です。
今回はコワーキングでも会計でもないネタで。
先日Facebookには投稿したのですが、我が家で使っていた包丁がポキッと折れました。しかも妻が豚カツ用の肉を叩いていた時に。幸い誰もケガをせず済みました。5年も使っていた包丁だし、本来の使用方法とは異なる使い方だったので、メーカーにはクレームを言うつもりはなく、ただ同じようなことが起こって、誰かが本当にケガをしてしまうということが起こらないように、メーカーにはメールで起こった事実を伝えました。
すると、本日自宅にケガはありませんでしたか等、事情のヒアリングやフォローの電話をいただきました。この包丁は切れ味も良く、製品の品質としては妻も私も絶対の信頼を置いているので、また同じ包丁を使います。しかし、私は今回のメールの対応がどうなるかでそのメーカーが何にこだわっているかが見えてくると思っていました。今日のような電話はユーザーエクスペリエンスを大切にしている反応。一方なぜ折れたのか、どのような使い方をしていたのかのみを聞くようなら製品の出来を大切にしている反応。
どちらのスタンスが良いかは読者の皆さんのご判断にお任せしますが、私としては今日のような電話をもらえて少しホッとしています。だって切れ味の良い包丁自体に満足しているのではなく、それによって実現できる料理体験に満足しているわけですから。