こんばんは、ハルです。早くも2回目のエントリ。
今回は「モノ作りとキャッチコピー」について綴ってみます。
<キャッチコピーでシェアする感覚>
「集まれ、世界をつくる情熱。」
これは三菱電機が新卒採用コンセプトとしてHPで発信しているキャッチコピーです。
この言葉は、新卒の学生たちの心を動かすためのものですが、おおよそ舞台裏の発信側自身に対しても大きな役割を担っています。
私が広告に携わっていて、企画者に技術を提供する場合、まず最初にするのは「リーダーが発信したい感情」を読み取る作業です。
誰でも「イベントに若い人を集めたい」や「商品をセンセーショナルに売りたい」という目的を聞けば物事の基本方針は理解出来ますよね。
しかしこれだけではリーダー自身が強くイメージしている「目的達成後の未来予想図(=夢)」がハッキリ伝わってこないのです。
「リーダーが発信したい感情」は基本的に未来の社会に向かって続いているはずなのですが、そういう思いを口頭でその都度伝えるのは大変な事で、人数が増えれば時間も取られてしまいます。
そこで一役買うのが冒頭のようなキャッチコピーの存在です。
そのコンセプトに沿えば、デザインチームから会場設営部隊まで一貫した意識を持つ事が出来ますし、何よりお客様に言葉を通して思いまでをも直接伝える事が出来ます。
コピーライターという言葉のプロフェッショナルたちが作るようにとまでは行きませんが、協力者たちと素早く感覚を共有できる
簡潔で魅力的な「言葉のチカラ」をぜひとも使ってみて頂きたいと思います。:)
■完全に私事ですが・・・このブログをアップした2日後にはネパールのベッドで目を覚ます予定です。電気があまり通わない場所のようです。そういう所では思い切ってPCを閉じてコワーキング?いやトレッキングするのが良いのかもしれませんね!:D