「Alive」オープンから、念願の初ライブ〜Blue Hawaiiライブ実現まで

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PAX Coworkingメンバーの藤木です。さて、今回は僕が参加しPAX Coworkingを拠点に運営されているAliveというWebサービスについて、そしてそのAliveで実現されたカナダのアーティスト「Blue Hawaii」のライブについてお話します。

■Aliveって何?

日本の洋楽ファンの間では、小規模~中規模のニッチなアーティストのライブが少なくなってしまっているという不満・問題があります。そうしたライブをもっと増やすための仕組みを提供するためにAliveは発足しました。

具体的にはクラウド・ファンディングに似たスタイルで海外アーティストの招聘を実現しています。日本公演を希望するアーティストが「ライブ・プロジェクト」という形でライブ情報を掲載、そのライブのチケット予約が目標数に達成したらライブを実現するという仕組みです。ある意味、“最低遂行人数”が設定されている海外ツアーのような形だと思って頂けるとイメージしやすいかもしれません。

また単にアーティスト側から、もしくは運営側からの企画を掲載するに留まらず、“Who’s Next?”という機能により、次にどのアーティストを招聘してほしいかについても広く音楽ファンの方々からのリクエストを募り、それを実現にむけてAlive運営がアーティストにアプローチするということも行っています。

前述のような考えからAliveを2013年10月24日にオープンし、一番最初に掲載したアーティストによるプロジェクトはすべて目標数を超えてライブ実現が決定…続けて掲載したプロジェクトも含めて6組のライブが行われることが決まりました。

*このAlive運営方法に関する詳しい説明はAliveサイトに掲載されております。関心を持って頂いたら、ぜひ一読頂ければと思います。

[参考]

■Aliveで掲載されたBlue Hawaiiのライブがついにリアルに

前述のような形で来日公演が決まったアーティストの中で、一番最初のライブであるBlue Hawaiiのライブが渋谷にあるスペースTSUTAYA O-nestで行われました。初回のこのBlue Hawaiiについては、日本の有力英字新聞Japan Timesの記事「Blue Hawaii surfs Net to an Asia tour」でも海外に強い足がかりを持たず、今までライブ小~中規模のアーティストでもネットや技術の発達で可能になったことも踏まえた先進事例として紹介いただけました。

Blue Hawaiiはカナダの2人組のアーティストで、2010年のデビュー後に2013年初旬に初アルバム“Untogether”をリリースし、海外の有名音楽サイト“Pitchfork”にて“BEST NEW MUSIC”という評価になるなど音楽ファンの間で注目されはじめていました。

Aliveオープン時にはユーザーのリクエストはまだ無いので、僕達はTwitterなどのソーシャル解析をした結果、「実は根強い人気があるのではないか?」と考えてBlue Hawaiiに初来日ライブの話を持ちかけたところ賛同を得られ、オープン時の掲載に至ります。ライブ開催の目標数は当初少なめに50人以上としていましたが、最終的には100人をかなり超えるお客さまがライブにお越しいただけました。

ネットに公開されているBlue Hawaiiのサウンドはかなり繊細なアコースティックとエレクトロニックをクロスオーバーさせたもので幻想的な雰囲気や浮遊感のあるメロディが魅力的。ところで今回のライブで披露されたサウンドは、かなりパワフル!「良い意味で裏切られた」という声を多数いただきました。繊細さは残しつつも、それを支えるパワフルなリズムに支えられており、「そのつもりは無かったのに踊らされてしまった」方々が続出。またサウンドだけでなく、ライブを盛り上げるための組み立て方やパフォーマンスが魅力的であるほか、アーティスト自身の人のラブリーな性格もライブに来た多くの方に感じ取っていただけることができたのではと思います。

*経緯の詳細やTwitterでの反応についてNaverまとめ「Blue Hawaii初来日公演 – Alive」を作りましたので、ご覧ください。

Blue Hawaiiのライブが予想を裏切る形で良かったことからも、「ライブを聴かないとアーティストの真価がわからない」ことが往々にしてあると、再確認することになりました。実はお客さまの中に、国内でも大手の音楽プロモーション会社の方がいらっしゃり、Blue Hawaiiがライブでかなり良かったことから今後フェスなどへの招聘を検討されるという話も。もしBlue Hawaiiが次のステージに進むことができれば、今回の日本の音楽ファンの支援によって実現した初来日ライブの意味がアーティストはもちろん、ファンも、そして僕らのサービスもさらに輝きを増すだけに、引き続きBlue Hawaiiを応援していければと思っています。

 

■Alive発のライブ・イベントが目白押しな2月~3月

今回はAliveが実現した最初のライブについて書きましたが、実は2月~3月にかけて実現が確定したライブが5つも予定されています。2/10にはYoutubeで一躍話題になった米国人アーティストXXYYXX、2/18には英国人夫婦ユニットSummer Camp、2/10は米国サンディエゴのバンドCrocodiles、3/18のオーストラリア若手バンドSan Cisco、3/30に仏ポップバンドNouvelle Vague…といった形で様々な国から様々な音楽をお届けしていく予定です。
中でも豪のSan Ciscoは予想を超える数が集まり、各種プレイガイドでの売上も合わせるとAliveオープン以来初となる「ソールドアウト」の可能性が強まっております。

Alive運営のメンバー達は「次」に向けて現在絶賛仕込み中です。ユーザーの方々から頂いたリクエストを元に交渉したアーティストを掲載していきますので、さらに日本の音楽ファンが楽しめる様々なライブのカタチを提案できるのではないかなと思っています。Aliveはまだまだ未整備なこと、やらなくてはいけないことだらけな現状ではありますが、少しずつでも新しいビジネスの可能性を拡げられれば…と日夜奔走し、PAXで仕事を続けている最中です。

About pfjk

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UI/UXデザイナーとしてWebアプリやスマートフォンアプリのためのデザイン・設計を行う。日本のスタートアップにおいてエンジニアリングとデザインの高次元なマッチングによる高クオリティのサービス・製品開発のための活動を行う。
主な著書に「つながりの仕事術~「コワーキング」を始めよう」(共著)がある。

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