先日、スカイツリーがオープンしましたが、僕が活動する墨田のディープスポット京島にはいたって普通の日常が流れています。

そんななかで、現在取り組んでいるすみだ青空市ヤッチャバをきちんと継続性を持ったものにしていくべく、事業化に向けて動き出しています。
(すみだ青空市ヤッチャバについてはHPへ。)

すると、不思議な感覚になるときがあるので、
今回はそれについてゆるゆる書きたいと思います。

中学生の時歴史の授業で習った方もいるかと思いますが、かつて楽市楽座というものがありました。
ざっくりいえば、日常が営まれる通りに決められた日にだけフリーマーケットが発生し、そこに賑わいが生まれるというものです。
これは現状のヤッチャバにかなり近いものがあります。

違いといえば、すみだの地域性に合わせて線でなく点で広がること。
まず、地域密着でやっていきたいと願った時に、この形になっていきました。

また、ヤッチャバを通してつながった農家さんの農産物を、日常的にも買える出来る場を作れないかと考えています。

しかしながら、僕らにはお金も経験も何もありません。
毛沢東は「若いこと、貧乏であること、無名であることは、創造的な仕事をする3つの条件だ」といったと、宮崎駿さん(が書いていたと、村上隆さん)が書いていました。
この状態から何かを始める時、自然と固定の店舗を持たない、在庫のリスクを極力抑えた、行商スタイルを考えるようになりました。

楽市楽座と行商。
江戸時代以前からある売り買いの場を、今に復活させた時どんなことが起こるのか。
わからないことだらけですが、とっても面白いことになるような気がします。

最新の電波塔を見上げる戦前からある長屋に住む若者たちが、
江戸時代のスタイルを踏襲して賑わいをつくる。
先のことはわからないことだらけですが、ワクワクします。

そんな挑戦が今週末にも墨田区内各地で行われます。
すみだ青空市ヤッチャバ(http://yacchaba.info/)

もしよければぜひお誘い合わせの上、足を運んでみてください。
どうぞよろしくお願いします。