佐谷恭です。

PAX Coworkingの忘年会を兼ねて、メンバーと家族が
交流できるパーティを本日開催しました。パートタイム
コワーカーであり、「ソクゲー」というサービスを作っている
株式会社スングーラの尾藤正人さんの提案で、
「ボードゲームをしながら子どもたちと一緒に遊ぶ忘年会」
ということになりました。

 

うちの息子はもうすぐ6歳になりますが、最近「UNO」を覚え、
すっかりはまり込んでいます。どれぐらいはまり込んでいるかというと
二言目には「UNO」やろうよと言うのはもちろん、「UNO」のカードを
模写して作ってみたりしています。スゴロクやオリジナルボードゲームも
作っていました。

ボードゲームをやったことはこれまでもありますが、本当によくできた
ものが多く、ルールさえ理解すれば大人と子どもが対等に遊ぶことが
できるというのは、僕にとってものすごい発見でした。しかも、
世界には様々なゲームがあり、新しいゲームが日々開発されていると
いうことは、今まで考えたこともなかったです。

9月にフランスに行く直前、「JELLYWEEK Summer Workcamp」
待ち合わせ場所がカルカソンヌという古城の美しい街でした。その名を
冠したゲームがあるということを、そのとき尾藤さんに教えてもらい、
Jelly2周年としての公園Jellyでそのゲームをしました。カルカソンヌを
訪れた時、町並みがそのゲームの通りで感激しましたよ! 歴史ある街を
ゲームで表現するという方法があるんだなぁと驚きました。

今日は「UNO」のほか、「Katzen Bande」「ワードバスケットKids」
「ジェンガ」「ブロックス」「どうぶつしょうぎ」などを楽しみました。

PAX Coworkingでボードゲーム大会を開いたのはたまたま尾藤さんが
提案してくれたからで偶然の産物でもあるのですが、コワーキングスペースで
これをする価値は高いと感じました。今日来たのは普段から顔を合わせ、
一緒に仕事をするのは稀ながら、情報交換やアドバイスを日常的に
している仲間です。家族の話もすることはあり、何となくどういう家族
構成かということも把握しているのですが、実際に会い、話をしたり、
子ども同士で遊んだり、他の子どもと遊んだりということを通じて
より仲間意識や信頼が増すと思いました。

コワーキングスペースは時間や空間をシェアするだけでなく、人生を
共有するという意見に僕も共感していますが、こうした機会を作ることで
結果的にはますますいい仕事ができるようになると思います。

コワーキングスペース利用者の多くは、一人または少人数で事業を
行っている人が多いです。僕もそうですが、会社を作ってから休みを
完全に取ることは非常に難しく、自分で自分の時間をコントロールする
つもりでいたにもかかわらず、全くそうではないという人が結構いると
思います。家族がコワーキングスペースに来る機会を作ることは、
それからなかなか抜け出せない状況にあったとしても、いいバランスを
取るための一助になるのではないでしょうか。今日来てくれたZEN
Coworkingのジャッキー山川さんが最近言っている「休みがきちんと
取れる恵まれた状況になっていないとしても、忙し過ぎる中でも
その中でのワークライフバランスを見つけたい」ということにも通じる
かなと考えています。

経営者や事業を通じて社会を動かしたいと願う人は大抵、寝ている間も
含めて自分のすべきこと、したいことについて考えていると思います。
仕事と家族は切り離して考えるべきものではなく、かなりの部分で
融合もしているでしょう。そういうライフスタイルを持った人たちが
コワーキングスペースを通じて自分たちなりのバランスを見つけることが
出来るのではないか・・・今日はそんなことを感じました。

(ほぼ毎日発行しているメルマガから引用しました)